スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日本の文化「カタチを守る」ということ

筆者 事務局

ふと思った。

「信念や志を貫くこと」これが本当に果たしていいことなのか、自信がなくなっている。
信念や志を貫くために必要な資質が足りないと感じている。

それは、たとえば金属にボール盤で穴をあけるとき

「穴をあける」という「信念や志」があっても
ドリルの刃(資質)がしっかり研がれていないので、摩擦熱で材料がゆがんでしまったような感じ。
おまけに削りカスも散らかり放題。
とりあえず穴は開いたが、役に立たない。
そのようなイメージ。


福祉関係の全国大会に参加したときのこと。

分科会で意見交換があったが違和感を覚えた。
「反対意見が出てくると、感情的になって、相手の意見を封殺しようとする」
人が多いように感じた。
女性が多いこと、そして意見交換に慣れていないということもあるのかもしれないが。


もしかしたら、これは弱者運動に関わる人たちには多いのかも知れない。


なぜ、そうなってしまうのか。

「わたしは弱い人たちのために戦っているのだから正義である。この正義を否定するものは何人たりとも許さない」
と、おもってしまうのではないだろうか?また

「わたしの意見が否定されること」=「弱い人たちが虐げられることを容認してしまうこと」
という頭があるのではないか?

こちらもあなたと、同じような活動をしているのだけど...(笑)女性に多いかな、こういう人。



しかし「弱い人たちのため」などの大義を持っていても、人間の私心(わたくしごころ)は、そう押さえられるものじゃない。

どんなにすばらしい大義を信奉していても

大義に少しずつ私心が加わっていき
大義の中に占める私心の割合が増えていき
やがて、大義は私心を遂げるための言い訳となり
最終的には私心イコール大義になってしまう。


これが真実なら弱者ほど怖い存在はいない。
「わたしのため」が大義として通ってしまう。
「わたしが幸せであることが、即わたしの同胞が幸せである証拠だ」と堂々と言える。
だから、弱者運動は利権獲得のための運動になりがちなんだな。


人間の本質はいつの時代も変わらない。
これは弱者運動でも政治活動でも同じだと思う。

イデオロギーで国を作ろうとした共産主義の国々の中で
次々と粛清が行われて多くの人がなくなったのは、そういうことなのではないか。
考えてみると、ヒトラーやスターリン的な性格の持ち主は、障害者運動をしている人間の中にゴロゴロいる(^ ^)
劣等感がバネになっている人間。


一方、「カタチをまもる」ということは、どういうことなのだろうか?考えてみた。

これは「中身はどうあれ、長年受け継がれてきた伝統や形式を尊重する」ということなのではないかと思う。
その前提には「人間は不完全で、どんなに立派な思想や実績があっても、頼りにならないもの」ということがあるのだと思う。
だから人間が思いついた目に見えないイデオロギーに、大きく拠ることをしない。


上にあげた福祉大会の例は、自分のイデオロギーを貫こうとしたときに、人間が陥りがちになる態度。
きっと私も、このままいけば「そこまで言って委員会」の田島陽子のように「とにかく反撃。負けたら終りだ。」になってしまうのだろうと思う。

では「カタチをまもる」人間は、上にあげた福祉大会でどういう態度を取るのだろうか?考えてみた。

・自分の意見を押し付けようとはしない。
・礼節を守る。
・わかりやすい話を心がける。
・相手の話をきく。
・相手の意見は攻撃しても、誹謗中傷はしない。


なんだ、あたりまえのことじゃねーか。私はできていませんが。

この「カタチをまもる」ということさえちゃんとしていれば
ちょっとくらい、とんでもない思想の人がでてきても、共産主義国のように極端に悪い方向には行かないのではないか。

日本の国は、平和・平等、博愛、人権などのイデオロギーではなく、皇室の血統や、三種の神器のように
「目に見えるもの」
を尊重してきた。

色々な思想の存在は容認しすばらしいものは賞賛はしても、それに全体重を預けることはしなかった。

いくら「本当に大切なものは目には見えない」と星の王子様が言っても
「目には見えない、人間の思いつき」を、究極的には信じなかった。

いまの日本があるのは、この「カタチをまもる」ということを先輩達が連綿とやってきたおかげなのでは、ないか。


これまで自分が否定してきたものを、1つ1つ見直しています。

小学校1年生からやり直すか...。

コメントの投稿

非公開コメント

事務局まで

名前:
メール:
件名:
本文:

日本語教材サイト
アクセス数
先人の知恵


presented by 地球の名言
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー

プロフィール

H&Dエデュケーショナル事務局

  • Author:H&Dエデュケーショナル事務局
  • 当会は障害や、不登校等の問題、在日外国人の子供達等マイノリティの子供達を支援する非営利組織です。平成13年から活動を開始し、これまで主に重度の聴覚障害を持つ子供達の支援活動を続けて参りました。
ブログ/Webサイト紹介
障害・病気について知る
ブログ内検索
RSSフィード
検索エンジン
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。