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ドイツ・メルケル首相の「多文化主義は失敗した」の発言について感じたこと

筆者 事務局

日本にはまだしっかりとした移民政策がない。

政府は、介護などの分野で場当たり的に労働力不足を外国から補うということをしているが、あのような、日本側の都合でいつでも雇用契約を切ってしまうよな、使い捨て的なやり方では、相手の国に対して失礼であるし、せっかく来てくれた方々が持つ日本に対するイメージも悪くなるばかりではないだろうか?

私個人は、日本人は、まだまだ移民を受け入れる用意ができていないと考えている。

それは日本人自身が、日本人とは何なのか、そのアイデンティティが熔解してしまっているからだ。

自国に誇りを持てない国民が、言葉も文化も違う人たちを受け入れることなど出来るのだろうか?



例えば日本の聴覚障害の世界では、こういうことがある。

「自分達は、手話という言語を話し、独自の文化を持つ民族だ」というような主張をする人たちがいる。多くはろう学校卒の障害者手帳2級以上の聴覚障害者。

彼らは、行政に対しては、聴覚障害ゆえに不便を被っていると主張して充実した福祉サービスと不労所得を享受し、その一方、支援者に対しては「独自の文化・言語、民族性」を主張して、支援者に対し自文化への同化、さらに従属的支援を要求する。

彼らは、障害者ゆえの十二分なサービスを享受しながら、一方では「我々は障害者ではない、言語的・文化的マイノリティだ」と主張する。日本の聴覚障害認定の基準は厳しく、軽・中度の聴覚障害者には何の福祉サービスもないが、こういう他の聴覚障害者のことはほったらかし。自分達が、行政や多くの支援者から支援を受けているにも関わらず。

また彼らの多くは、マジョリティの文化や言語を知る努力をしようとしない。

そのような行為は「自文化に対する誇りを持っていない証拠だ」というような見方を仲間からされてしまうから。「マジョリティの中においても自文化を貫き通すことが誇りだ」というような価値観がある。

こういう人たちに対して、これまで聴覚障害者を支援してきたボランティアの多くは何もいえない。言えば「差別だ」「理解がない」と言われ、障害者の理解者・支援者としての自分を失ってしまうため。

すべて、おいしいとこどりなのだ。

「低きところに流れる」のは皆同じ。

おそらく、日本が今のままでドイツのように移民を受け入れたら、これと似たような事が大規模に起こるのではないかと思う。

そしてそういう人たちに意見する日本人は、彼らに「マイノリティを差別するな。俺達の文化や言語を尊重しろ」と反発を食らう。多様性を認めない非寛容な人間だというレッテルを貼られる。

詳しいことは分からないが、メルケル首相の「多文化主義は失敗した」発言も、このマジョリティの言語・文化をないがしろにし、ドイツ国内に次々と異文化社会をつくる人たちに手を焼いてしまったということではないか、と想像する。

不用意に移民を受け入れれば、アイデンティティの熔解している今の日本は、これよりも酷いことになるのではないかと思う。

国が健全に存続するには、多様性の中においても、みなが1つになれる「何か」がなくてはいけないと思う。

日本が移民を受け入れるとしたら、その条件は何なのかを考えてきた。

今の私の考えは

1「日本の皇室を尊重すること」を誓約する
2「日本の風土、歴史、文化を尊重する事」を誓約する
3日本が脅威に晒されたときには、共に戦うことを誓約する。

なのではないかと思っている。

1については、日本は歴史的に「天皇陛下の御前では、どんな人もみな対等」とすることで、異なる思想を持つ国民をまとめ、平和を保ってきた。異なる言語や文化を持っていても、皇室を尊重することで、同胞になることができる。

2については、まだ整理できていない。

3については、日本には徴兵制度がないので何とも言えないが、この3を設けることは、かなり有効だと思う。


しかし、一番の問題は、今の日本人自身が、これらができていないことだ。

まずは日本人が、日本人の誇りを彼らに示すことができなければ、移民を受け入れてはいけないのではないだろうか。

---

移民政策 独首相発言 「多文化主義は失敗」波紋

【ロンドン=木村正人】ドイツのメルケル首相が最近、「多文化主義は失敗した」と述べ、波紋を広げている。各民族の文化を尊重する多文化主義は移民政策の理想モデルとされてきたが、移民を受け入れてきた国々で1990年代から文化摩擦が相次いで表面化。ドイツでも米中枢同時テロ後、イスラム原理主義への警戒心が強まり、金融危機やその後の財政危機で仕事や年金が移民に奪われるとの懸念が高まっていることが背景にある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101020-00000118-san-int

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  • Author:H&Dエデュケーショナル事務局
  • 当会は障害や、不登校等の問題、在日外国人の子供達等マイノリティの子供達を支援する非営利組織です。平成13年から活動を開始し、これまで主に重度の聴覚障害を持つ子供達の支援活動を続けて参りました。
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