スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スノーシュー&アイスクリーム手作り体験無事終了

筆者 事務局

初日は快晴、二日目は雨模様となりました今回のイベント、予想外の大勢の参加を頂きまして、盛況のうちに終りました。大学生のボランティアの皆さんを始め、地元妙高市や上越市からのボランティアの皆さん、保護者の皆さんのご協力を得まして無事終りました。ありがとうございました。

<目的>
聴覚障害児、聴覚障害の親を持つ子供、ボランティアとの交流
集団生活を通して、社会性を身につける
保護者の交流、情報交換

日時 平成18年4月1日(土)、2日(日)(1泊2日)
場所 国立妙高少年自然の家(妙高市)
参加人数 42名(日帰り参加者含む)


(感想)「色んな人との良き出会いを、子供達に提供したい」

青陵大学の手話サークルの方々を始め、西村さんママ、ボランティアの皆さん、ありがとうございました!保護者の皆さんからも、「子供が興奮して帰ってきましたよ」という声を頂いています。またよろしくお願いします!

事務局の私は、H&Dとは別に、新潟県聴覚障害者協会主催の子供支援の活動(トキッズ)のお手伝いを6年来やってきました。

最後出発間際の集合写真~みんなはしゃぎすぎて眠いっす~

初日自己紹介ゲームの様子



飯は食べ放題だぜぇ!



やっぱりむっちゃんがいるともりあがるねぇ



とらないでぇ


オリエンテーリングゴール後


おねえちゃまにベッタリ(^^)/


アイスクリーム手作り~ううー、冷たっ~


2個目だよん




聴覚障害の子供達にとって、ロールモデルとなる同じ聴覚障害の素敵なお兄さん、お姉さんとの出会いはとても大切なものだと考えています。その考えは今も変わりません。トキッズは聾学校卒業者が中心で行っているところでバリバリの手話ネイティブの方々がおり、聞こえない子供が手話を身に付けるには、とてもいい環境のところです。

これまで私は「聞こえない子供にはよきロールモデルとの出会いが必要」とそれを中心に考え裏方に徹してきましたが、今回のイベントは、聴覚障害のお兄さん、お姉さんだけではなく、健聴者のお兄さん、お姉さんとの出会いも子供にとって大変有益なのだという事を改めて教えてくれました。

熱心なお母さん達は、他でも子供を町内会等の地域のイベントに積極的に連れ出して様々な出会いを子供達にしてもらおうとがんばっています。
そのなかで人間関係が作れ、楽しめるバイタリティのある子であればいいのですが、多くはそうではありません。
大人だって、言葉の通じない外国人の中に入っていって、それなりの人間関係を作るのは大変なのに、子供であればなおさらです。おまけに子供の集団は甘くはありませんから。

障害を持つ子、特に聴覚障害は、健聴児集団の中に入っていくと「この子は聞こえない子だから、こうしてあげようね」と善意の元に特別扱いされるスペシャルゲストか、もしくは、いつのまにかポツンとしてしまう観客になってしまう。子供の側もそうならないために、聞こえるふりも上手にしなくちゃいけない。結果として、周囲からは何も問題ないように見えても本人はとっても疲れている・・・

健聴児の中に障害を持つ子供が入っていくと、甘やかされるか差別されてしまうかのどちらかになりがちです。子供が甘やかされず、差別されず普通に他の人と付き合えるところをどうやってつくればいいか、普通に人間関係を作れるところをどうやってつくればいいか・・・というのが以前からのテーマでした。

「手話を使おう」というルールだけを用意して、とにかく視覚的に情報を発信するのが当り前の空間をつくる。こうして障害児が健聴者の中に入っていくのではなく、健聴者を聴覚障害の世界にちょこっとひっぱって上げる形でいれてあげるのがいいのではないかと思っています。あんまりひっぱり過ぎると引っ張られるほうも疲れちゃいますからね。
健聴者同士も親しい間柄でない場合は手話を使うのは不自然ですから、健聴者同士が個人的に話すときに手話サークルの飲み会みたいに「手話使え!」と強制をしたりはしない。でも聞こえない子と一緒に何かやるときには手話は当り前に使う。

手話の言語力を向上させるためには、手話ネイティブの人たちの空間に子供を入れてあげることが最も効果的ですが、その時期を過ぎた小学校高学年より上の子供達は、健聴者との出会いも大変重要だと思います。
社会にでてからも健聴者に対するコンプレックスから抜けられず、人間関係に苦労している聴覚障害者が非常に多いと感じています。特に男性はそうですね。やはり自分の親以外の「最初の健聴者」との出会いが、あまりいい出会いではなかったのでしょう。難聴の方でも「ろう者は嫌い」という方がいますが、もし最初に出会ったろう者が仲間として受け入れてくれたら、そうはならなかったのだろうと思います。

手話を学んでいる健聴者の皆さん!手話サークルに長い間いると手話通訳者にならなくちゃならないような雰囲気になり、たじろく事があるかと思います。しかし通訳はセンスが必要でだれでもできるものではありません。しかし手話を身に付けた健聴者が目指すべき支援活動は何も手話通訳ばかりではありません、将来聞こえない子供達が自立するための活動が、手話ができる健聴者の大きな活躍の場の1つです!
手話はある程度できるようになったが、通訳はちょっとなぁ・・・という皆さん、ぜひご連絡ください(^^)子供達のためにやってあげたい事は山のようにありますので、ちょっとでもお手伝いいただけたら幸いです。事務局hdedu_office@yahoo.co.jp

○追記~手話を入れるなんて甘いのでは?、と感じた皆さんへ~
聴覚障害の教育関係者や保護者の中には「早いうちから健聴児とつきあわせ、慣れさせないといけない。手話を使うなんて甘い、社会では使われないのだから」という方がおり、聴覚障害児への情報保障にも消極的な方々がいます。勿論手話が入れば問題が全て解決するわけではありませんし、自分で問題を解決する能力を身につけさせることは必要なことです。しかし厳しい環境の中に耐えられる植物を育てるのに最初から厳しい環境の中にいれただけでは、育つものも育ちません。

例えば人付き合いですが、コミュニケーションには様々な側面があり、その中で重要なものの1つに、相手が言うことがわからなかった、聞きそびれた時の対処法があります。聴覚障害はコミュニケーション障害というくらいですから、人と通じないということは日常頻繁に起こる事ですので、聴覚障害者にとっては特に必要なスキルかと思います。

例えば、話が通じないよくある対処の仕方としては

1)聞き返す

2)聞き取れた部分だけを言って、聞き取れなかった所を相手にもう一度言ってもらう。
(例)
A:「9時に駅前のスターバックスの前で待ち合わせね!」
B:「9時に駅前の・・・?」

3)とりあえず話を続けてもらって、その情報の中から分からかった所を理解する

4)話題を変える

5)無視する

聴覚障害者の中で、日本語は苦手なのに、周りとの健聴者との付き合いもスムーズでおまけに人気者だったりする方がいますが、そうした方は例え口話が下手で、読み書きが苦手であっても、こうした対処の仕方が上手いのではないでしょうか?かどを立てず、人間関係を損なわずいい雰囲気のうちに対処する。その場の雰囲気や話の内容、相手の性格等を瞬時に察知して判断する力、反射神経的なものかと思います。

そうしたことは、集団の中で様々な人間関係を経験したことのない子は、身に付きにくいのではないかと思います。手話でもなんでもいい、十分に意思疎通ができ、他の人と関係性をつくることのできる言葉で、様々な経験をすることが大切だと思います。聞こえる・聞こえない関係ありませんね。
聞こえない子の場合は集団の中で共有できる言葉は手話が一番自然です。聾学校でどんなに手話を禁止してもこうやって生き延びているということは、空気のようにあって当り前のものである証拠だと思います。人が人とつながりたいという本能はそう簡単に消せるものではない・・・

「日本語か手話」かという論は、減算型のバイリンガルになってしまう、つまりある言葉が身につくと、それまで身につけた言葉が消失してしまうから、それが問題だ、ということですが、それには様々な要因があると思います。

これまでの経験で私が感じていることは、その言葉を話す集団との関係性を持っているかどうかというのが、減算型のバイリンガルにさせない大きなキーだと思っています。聞こえる集団ともつながりがあり、手話の集団ともつながりがある。つまり仲のいい友達が聞こえる子にも、聞こえない子にもいるということが、減算型のバイリンガルにならず、手話も日本語もできる、末は韓国語や英語も身につけられる加算型のバイリンガルになれる子供になる大きな要因かと思っています。

こどもたちにはぜひバイリンギャル、バイリンボーイになってほしいです(^^)やっぱ、なんだかんだ言って読み書きできたほうが便利ですよね!文章作るのにも健聴者の友達をあてにしなくて済むし、今はメール社会ですから、文章できちんと報告、連絡、相談、指示ができれば、仕事でも活躍できますし。

テーマ : 聴覚障害者
ジャンル : 福祉・ボランティア

事務局まで

名前:
メール:
件名:
本文:

日本語教材サイト
アクセス数
先人の知恵


presented by 地球の名言
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー

プロフィール

H&Dエデュケーショナル事務局

  • Author:H&Dエデュケーショナル事務局
  • 当会は障害や、不登校等の問題、在日外国人の子供達等マイノリティの子供達を支援する非営利組織です。平成13年から活動を開始し、これまで主に重度の聴覚障害を持つ子供達の支援活動を続けて参りました。
ブログ/Webサイト紹介
障害・病気について知る
ブログ内検索
RSSフィード
検索エンジン
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。