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誰かを思いやって、仇になったこと

筆者 事務局

Mr.childrenの曲「名もなき詩」



この中に「誰かを思いやりゃ、仇になり....」という歌詞がある。


以前、上越の方で手話講座の手伝いをしていたとき

参加者の若い女性から相談を受けたことがある。

Aさんとします。

こんな話でした。

---

職場に、若い聴覚障害の女性がいた。

会社も周りの社員も、その女性に配慮せず、その女性は困っている様子だった。

Aさんは、困っていることはないかとよく声を掛けていた。

会話ができるようになれればと手話講座にも通った。


その職場には、ボス的存在のおばさんがいた。

そのおばさんに嫌われると、居心地が悪くなり、仕事にも支障がでる。

そのおばさんは誰か特定の人をターゲットにして

苛めるということをしていた。

そのときは、その聴覚障害の女性がターゲットにされていた。



あるとき、休憩時間に、おばさんの言った言葉

「あの子がいると、仕事に支障がでるのよね。ほかの職場にいって欲しいわ」

にカチンときたAさんが

「そこまで言うことはないでしょう!?」

と、おばさんを咎めた。


みんなの前で面子を潰されたおばさんは仕返しに出た。

苛めのターゲットをAさんに向けた。

そして聴覚障害の子を自分のグループに入れて、可愛がるということを始めた。


聴覚障害の子は、自分が苛めのターゲットから外れたことを喜んだ。

そして、おばさんと一緒に、Aさんを苛めるということを始めた。


休憩時間に、聴覚障害の子が、おばさん達に言った言葉

「あの人(Aさん)、私にヘンな手話で話しかけてくる。気持ち悪い。」

Aさんは、この事に大きなショックを受けた。

聴覚障害の子は、自分を守ろうとした為に自分に代わって苛められる事になった人間を

いとも簡単に裏切ったのだった。


Aさんは

アホなオバタリアンの仕打ちには耐えられるが

これまで仲良かった子が
自分を守るために
躊躇無く
いとも簡単に裏切ってきた事実に対して

なかなか気持ちの整理をつけられなかった。

---

私もこれと同じような事を聴覚障害者にされたことがある。


苛められたくないから、悪人に加勢する。

吸血鬼に血を吸われるのが怖いあまりに、自分が吸血鬼になる。


差別を受けてきた人間が、必ずしも他の差別されている人間のことを思いやれるわけではない。


障害があろうが、なかろうが

差別をうけたことがあろうが、なかろうが

人間、強くならねば。

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  • Author:H&Dエデュケーショナル事務局
  • 当会は障害や、不登校等の問題、在日外国人の子供達等マイノリティの子供達を支援する非営利組織です。平成13年から活動を開始し、これまで主に重度の聴覚障害を持つ子供達の支援活動を続けて参りました。
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