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難聴児のノートテイク派遣検討会を終えて

報告者 検討会世話人(当会事務局)

日時 平成18年3月18日(土)13:00~15:00
場所 ながおか市民センター302号室

16名の参加を得まして行われましたノートテイク派遣検討会、このような集まりは初めてのため、まずは①保護者の顔合わせ②難聴児の問題についてボランティアや市会議員さんに知ってもらう、を目標にしましたが、保護者の皆さんや、先生方のおかげで、無事達成できたと思います。

参加されたメンバーは難聴児を持つ保護者の皆さん、長岡市会議員2名、小学校の特別支援教育コーディネート担当の先生、難聴教育の専門の先生、要約筆記者、手話通訳者といった方々のご参加を頂きました。

話の内容は、保護者の皆さんから子供の現状とこれまでの動きを、そして難聴教育専門の鷲尾先生から、ボランティアの皆さんにも分かりやすく難聴児の問題についてお話して頂きました。世話人の私からは、他県、市の小中学校のノートテイクの派遣例等を説明させていただきました。

同じ難聴といえども子供達が必要なニーズは子供により異なり、ノートテイクをつければ問題が解決するというわけではありません。
まずは当事者と難聴児担当の先生が、教育委員会等を通しクラスの担当の先生に難聴児の理解と授業の工夫を促し、学校側として最大限の努力をして頂いた上で、教員だけではどうしても難しい所をボランティアが協力していくというのが、やはりこの保守的な長岡の地にはふさわしいのではないかという感想を持ちました。
当事者の皆さんも自分達がとるべきアクションを見据えることができたようで、今後また第三者の協力が必要なときにまたこのような会を設けることで話が終わりました。

長岡の世間はやっぱり狭いです(^^)要約筆記ボランティアで元教員の先生が、実は難聴児の保護者の恩師だったり、他の集会であった人とまたお会いしたり。都会にはない人のつながりがありますが、新しいことをするときは、協力を得られやすい反面、こういう事が新しい動きを起こすときには問題になったりするんですよねぇ。
こんな時、やっぱり「郷に入らば郷に従え」ということなのかなぁ、と落ち込んでしまいますが、以前ある方から、こう言われ励みになっています。
「郷に入らば郷に従え、はその通りだが、やり方は従う必要はあるが、思想まで従う必要はない」フムフムです!!!!

【手話とインテの保護者】
私はこれまで聾学校の保護者の皆さんとのお付き合いが多く、あまりインテの保護者の皆さんとはお会いする機会がなかったように思います。今回インテの保護者の皆さんとお話して、感じたことを以下に記します。

長岡のろう学校は幼小でも7、8年ほど前から教員が手話を使い始めたそうです。その結果なのか、その頃長岡周辺の学校にインテした子の保護者の皆さんも手話に対する抵抗が殆どない方が多いと私は感じています。今の小学校高学年のある保護者の方は、最初に教育相談に行ったときと、今では、教育相談員の手話に対する捕らえ方が180度異なるので混乱されていると伺いました・・・新潟のもう1つの聾学校では、現在でも幼稚部、小学部では教員が手話を使うのは厳禁、と保護者から伺っています。保護者の皆さんがそれを望んでいて子供に適していればそれも1つの方法かと思うのですが、公立学校で一部の教員の意図によって教育の選択肢が1つしかないといしたら、それは子供にとっては悲しいことです。そのようなこともきっかけの1つとなり、H&Dエデュケーショナルという民間で手話で教育を行うことのできる団体が立ち上がったわけですが・・・

インテと聾学校の保護者の皆さんの中には、これまで”手話を巡って”一部不和な状況がありましたが、今はその”手話の壁”もなくなってきました。いいことですね(^^)結局は「聾学校か、普通学校か」ではなく、その子にあった環境を選ぶことができるというのがあるべき姿かと思います。

難聴の子供の数自体が少ないですから、保護者の数も当然少なくなります。数が少ないと結束しやすいというメリットもありますが、世間が狭くなって、何か問題を抱えていても、力の強いお母さんのいう事には逆らえないという、ようなこともあるようで。その結果保護者の皆さんで何かやろうとしても、結局は従来やってきたことの繰り返しに終始してしまう。新しいことをやろうとしても先輩保護者の目があり根回しに苦労する・・・

保護者の皆さんの苦労と、ろうコミュニティの中のろう者の苦労は似たようなところがあるように思います。両方とも狭い世間の中で大変!
保護者も保護者集団との付き合いを止めれば情報が入ってこない、ろう者も聴覚障害者団体に入らなければ情報が入ってこない・・・

私が前いた長岡の大手企業でも会社の指導的立場の人たちは社長を除いて、皆中途入社でした。たたきあげの人はごくわずか。保守的な田舎は人のしがらみのない第三者の介入がないと、新しいことは難しいのかもしれません。もし、そうだとしたら、その第三者の役割、それが私達の役割なのかな、と思っています。
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