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要援護者のニーズに応えるばかりが支援じゃない

要援護者のニーズに応えるばかりが支援じゃない
~自助、共助能力向上への働きかけの必要性~

筆者:事務局

援助のあり方には大きく分け、自助、共助、公助がある。

自助は、自分自身の援助
共助は、個人、団体同士の助け合い
公助は、行政からの援助

当事者のニーズをきいて、それを集約しそれを行政に働きかけて得る援助は「公助」にあたる。

現在私たちが関わっている聴覚障害団体でも、活動の中心は公助を引き出すための活動であるように思う。それはそれで大切な活動だ。

しかし災害時、特に災害直後の3日間は、自助、共助が大変重要。この間の支援さえもできることをしないで「なんとか大変さをPRして、マスコミにもはたらきかけて、なんとか公助で行わせようとする」というような発想は、行政の足を引っ張ることになり、他のもっと大変な要援護者に対する行政の支援力を低下させることにつながる。
例えば今回の災害では、某地の行政による聴覚障害者の安否確認作業は本震からかなり遅れ、6日経った後からスタートした。これでもし役所が被災し役所機能が壊滅状態であれば、さらに遅れたことだろう。

家に押しつぶされているかもしれないような要援護者を救く手立ては、自助、共助による事には間違いない。自衛隊も災害救助隊も、来てくれることを前提にすること自体危険だ。

では自助、共助能力向上のために、どのように働きかければいいのか?

私たちは、自助、共助能力の向上のための方法として、障害を持つ子供達がボランティア活動に参画できるようにサポートする活動を行っている。

ボランティアに参加した筑波技大の難聴の学生さん
http://hdeducational.blog13.fc2.com/blog-entry-108.html
※彼らははるばる茨城からやってきて、二日間、ボランティアに汗を流しました。

被災した家屋をみれば、家具の転倒防止器具の必要性もまざまざとわかるだろう。

またボラで派遣されていってみたら、すぐ終るような仕事だったりする。そういう所に行ったボランティアは「これくらい自分でできるだろ!?他にも大変な家があるのに」と自分で出来ることはやらねばという意識を持つ事だろう。

また1人では到底できないような片付けものでも、みんなと協力してやればあっという間に終ったりする。そうすれば助けあいの大切さもわかる。

そしてなによりも「自分が健常者を支援した」という経験が自尊心につながる。

これが、自助・共助意識をあげるのに最も効果的だと思う。

この意識が高まれば、当事者が集まっても行政に何を要望すればいいのかも的確に判断することができる。自助・共助でできるところはやる、できないところは要望して公助で、という判断ができる。

ということで、来週前半に難聴の中学生の子供達を連れてボランティアにいってきます!
事務局まで

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  • Author:H&Dエデュケーショナル事務局
  • 当会は障害や、不登校等の問題、在日外国人の子供達等マイノリティの子供達を支援する非営利組織です。平成13年から活動を開始し、これまで主に重度の聴覚障害を持つ子供達の支援活動を続けて参りました。
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