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守秘義務を守らない手話通訳派遣担当者や当事者団体にどう対処するか?

筆者 事務局

警察官が犯罪を犯した場合、通常より重く罰せられる。

それは、犯した罪に「警察に対する社会的信用を落としめた」という罪が加わる為。


行政の手話通訳派遣担当者や当事者団体担当者は、通訳サービス利用者の利益を代弁、あるいは代表して、守秘義務の遵守を呼びかける立場にある。

しかし、もしその守秘義務の遵守を呼びかける立場にある人たちが、守秘義務を守らず、度々プライバシー漏洩の問題が起こり、そのために利用者が利用しにくい状態になっているとしたら、どうしたらいいのか?

警察に相談したいが、その警察自体が悪さをしていて相談できないというような状況。

確実な証拠がなければ、話し合いをしても水掛け論で終わってしまい、「謂れのない中傷をした」という事になって逆に非難されることになる。

そうなれば今後同じような問題が起こった場合に訴えても説得力がなくなる。


やはり当事者の中から、この問題に正面から向かい合おうという人が出てこなければ、第三者が何を言っても難しいのではないかと思う。

しかしムラ社会では、波風立てれば居場所が無くなるので、誰も向かい合おうとはしない。

当事者が闘う意思がないのに、取り巻きがアクション起こすことはできない。


うーん、システムの視点でみれば、通訳者の養成・登録・派遣の業務が関係者に一極集中してしまっている所に問題があるのではないかな。

この辺は地域によって違うと思いますが。

問題が起こったときに、第三者がチェックに入れる仕組みがない。

行政担当者は、当事者団体とモメると、キャリアに傷がつくのを恐れて何もしないし。


せっかく得られた情報保障の権利も、当事者自らがダメにしてしまう。

こんなことがあるから、むなしさを感じた通訳者は離れていく。



結局、自分たちの運命は自分たちで決めてもらうしかない。

いい制度になるのも、悪い制度になるのも、当事者次第。


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